冬の寒さが和らいだかと思いきや、気温が20℃を超える日も日が経つごとに増えてきたこの頃。気候変動の影響により、地球の平均気温は上昇する一方です。日本でも近年では5月から気温35℃以上の猛暑日が観測される日もあり、人が大勢集まるオフィスや工場などでは、冷房を入れて対策をしなければならない期間が長期間に及ぶことが予想されます。
1年のうち、ほとんどの期間で冷暖房を使用しなければならないと考えた際、悩ましいのが電気料金です。ただでさえ使用期間が長期化しているうえ、昨今のエネルギー価格の高騰により、電気料金も高騰しているため、少しでも節約をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを抱えている場合、空調に特化した省エネ・節電システムである「Ai-Glies」を導入すれば、電気料金の削減に役立つ可能性があります。ここでは、なぜ「Ai-Glies」を導入すると電気料金の削減につながるのかを具体的に解説していきます。

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Ai-Gliesとは
空調に特化した省エネ・節電システムである「Ai-Glies」。オフィスビルなどの消費電力のうち、ほとんどを占めるのがエアコンなどの「空調設備」の利用ですが、この空調機器の動きを自動で制御して節電するシステムが「Ai-Glies」です。
「Ai-Glies」は室外機に制御機器を設置することによって、空調使用時の出力制御をおこないます。具体的には、30分間のなかで0~3回程度、約3分間の送風運転を自動で入れることにより節電に貢献します。これにより使用電力・電気料金を削減できます。
なぜ「送風運転」で節電できる?
オフィスビルや工場、商業施設などの施設では、電力会社と「高圧電力」(※)の契約をしていることが多いです。高圧電力で契約している場合、電気料金は基本料金と1ヵ月あたりの使用電力量で決まりますが、基本料金は当月を含む過去1年間の最大デマンド値が契約電力となり、その契約電力に料金単価と力率をかけたものが基本料金となります。
最大デマンド値は、過去1年間の内で30分間の電力平均値(デマンド値)の最大値となるため、つまりこの「最大デマンド値」を低減することで、基本料金が下がり電気料金の削減につなげることができるのです。
契約電力が高圧の場合、基本料金は1年の間で、“最も電力を使用した30分間の需要電力”で決まってしまいます。そこで「Ai-Glies」の節電制御によって、電力消費のピークを平均化。これによって基本料金の削減(=電気料金の削減)につなげることが可能となります。
※交流電圧が600Vを超えて7,000V以下のものであり、敷地内にキュービクルを設置し受電している契約。「Ai-Glies」は高圧契約以上のお客様に導入が可能です。

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しっかり節電 「室内の快適さ」も両立
空調を自動的に「送風運転」にすることで節電に貢献するとはいえ、室内が暑すぎる・寒すぎる状態になってしまったら、従業員の生産性が落ちてしまうのでは……と疑問に思う方もいるでしょう。
「Ai-Glies」は特許技術「不快指数連動制御」により、室内の快適さは保ちつつ節電に貢献します。真夏や真冬など、外気温と室温の差が激しいときには送風回数を少なくし、冷暖房をしっかりと動かします。冷暖房を入れなくても過ごしやすい時期など、気候が良いときには送風回数を増やし、節電をおこないます。約3分間の送風運転による、室温変化は±0.5℃~1℃程度です。
猛暑の日々が始まる前にご検討を
気象庁の発表によると、2025年も昨年と同等レベルの猛暑になることが予想されています。春から高気温の日が続くとも予想されており、空調を入れるタイミングが例年よりも早まる可能性もあるため、電気代高騰対策に乗り出すなら早めに動き出したほうが得策でしょう。
「Ai-Glies」が導入可能かどうかを判断する現地調査、ご提案の対象となるお客様かどうかの確認、試算書・見積書の提出は無料で対応しております。まずは資料をダウンロードして、ぜひご検討ください。
